2013.05
25

仙台のデジタルものづくり工作室 FLAT


本情報は2013年5月のものです。利用ルール、料金、機材など最新の情報はFabLab SENDAI-FLATにお問合せ下さい。
http://fablabsendai-flat.com/

最近話題の3Dプリンタ。けっこうお高い機械なのですが、仙台の街中に使える場所があります。その名はFLAT
だれもが自由に出入りしてものづくりができる「市民の工作室」です。

3Dプリンタって?

通常プリンタといえば紙などの印刷物をイメージしますが、3Dプリンタでは紙ではなく 物体 をプリントできます。

3Dプリンターで作ったタコ
こんなタコのような細かい造形物なんかも印刷できちゃいます。
プラスチックや樹脂を積み上げて作っていくので、線が出てしまいますが削ればOK。

3Dプリンターで作ったもの
3Dプリンタで印刷されたもの。チェーンとか面白い。

3Dプリンター
PC画面にあるデジタルデータを出力し、3Dプリンタで印刷します。

使用素材
①ABS樹脂(色 : 白 /赤 / 緑 / 青 / 黒)
②プラスチック(色 : 素材の色※やや透明 / 白 / 赤 / オレンジ / 緑 / 透明な青)

使用できるデータ形式
STL形式(.stl)またはObject(.obj)形式
※SketchUp形式や、その他Rhinocerosで読み込める形式も対応可。

デジタルミシン

デジタルミシン
PCにつないでミシンに刺繍をやってもらう事もできます。
この日は黒い蝶々がミシンで印刷されていました。

デジタルミシンで作ったFLATくん
デジタルミシンで作ったFLATくん の目。

使用素材
布とか。

使用できるデータ形式
画像データ(BMP推奨/JPEG可)
Illustratorや手書きの絵なども対応可。

レーザーカッター

レーザーカッターと看板
レーザーの熱で材料を切削する機械も。木版に焼きを入れています。

レーザーカッターで焼印をつけた革細工
革細工なんかも。プレゼントとかに良さそう。
以前友人に革細工に焼きのメッセージを入れたプレゼントをした事があるのですが、けっこうお金かかりました。
※これまでの焼き入れは金属の型を自分でオーダーしなくてはいけません。

レーザーカッターで作ったFLATくん
FLATのマスコットキャラFLATくん。
PCケースなので側面に排熱口が空けてあります。

レーザーカッターで作った仙台の模型
FLATにレーザーカッターで作られた仙台の模型もありました。
近日ニューヨークに持って行って展示するそうです。

使用素材
木板、アクリル板、紙 ※最大10-15mm厚程度まで切断可
その他、金属・ガラスなどの表面加工を実験中だそうです。

使用できるデータ形式
Adobe Illustrator推奨、その他CorelDrawで読み込める形式。
カットはベクター(パス)データ、彫刻はベクターまたはラスターデータを使用します。

FLATの使い方

初回レクチャー
まずは、初回レクチャーに参加しましょう。
各工作機材は、機材ごとのレクチャーを受けてから利用できます。
Mail: flat@annolab.com
Tel: 022-797-5384

営業時間
木~火・・・13:30~21:00
火、水・・・休み

使用料
レーザーカッター:使用する材料費+30分¥500(メンテナンス費/学生半額)
3Dプリンター:材料費のみ(¥10/g)
デジタルミシン:初回のみボビン購入費¥100+糸巻き単位で購入(1巻¥400程度/持ち込みOK)
※施設利用料・会費等はありません。

FLATの人たち
FLATの人たち。丁寧なご案内ありがとうございました。

素材の価格
素材の価格。ある程度の材料はストックしてあるそうです。

施設利用者は主婦や会社員など一般の方も多いそうです。
これまで市民の工作室と言えば宮城県美術館やDIYセンターがありましたが、デジタルの工作ができるようになったのが嬉しいですね。こういった機械を個人で使うために購入するのはとても高い(個人で買えるもので16万ぐらいから)ので、敷居が低くなりました。
僕も近々看板なんか作ってみようかと考え中。
また革細工のプリントもいいかも。

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