私が住んでいる仙台市若林区の現状ですが、沿岸部と内陸部によってかなり差があります。
昨日・本日、仙台各地に住む友人達に食料+水の調達及び安否確認に行きました。
そこで見てきた現状をお伝えします。
家のすぐ近く。門が倒れている。
外壁が崩れている。危険な箇所には近づかないようにしてください。
6丁の目付近。半壊に近い建物。
損壊が多い箇所もありますが、仙台中心部は比較的ましに思えます。
何よりひびが入っている建物・壁など、危険そうな場所には極力近づかないようにしてください。
ひどかったのは、沿岸部など。
荒井。田んぼが冠水しています。塩害がひどいだろう。復旧には時間とお金がかかりそう。
荒井。道が水とドロ。脇には流木。
荒井。通行できない箇所多し。潮と泥のにおい。
これらは荒浜手前にある荒井、仙台市農業園芸センターの近くです。
荒井。なぎ倒されそうな電柱。復旧には時間がかかりそうだ。
尚、園芸センターより海側は通行できる状況ではなかった。
蒲生地区。車が流されていた。蒲生地区は流木と泥で立ち入ることができなかった。
写真には写っていないが、道路が物流倉庫から流されてきたビール缶で溢れかえる。ビール臭がすごい。
夢メッセ。向こうに多賀城の工場で起こった火災が黒煙を上げている。
火災は写真撮影前日も確認され、未だ尚続いている。
友人が震災当日ここで行われたイベントで働いており、地獄絵図を見たという。
2000人いた客が津波に流され、400人程度しか残っていなかったそうだ。
友人は杖をつきながら泥の中を歩いて仙台まで帰ったと言う。大丈夫だったということで、安堵する。
夢メッセ。多数の車がスクラップに。
夢メッセ。
夢メッセ。車がおもちゃのように重なり合っている。
海上につっこむ車。他にも多数の車があたりに転がっている。
負傷者は救助されたようで、あたりにはいなかった。
以下は三井アウトレットから七ヶ浜までの道のり。この街道が一番酷かった。
建物、トレーラー、車。これらはここにあったものではない。流されて来たものだ。
道は自転車と人がやっと通れるぐらいの広さ。
道中自衛隊の方々の姿を拝見。心強く、嬉しい。
コンビニにせき止められた車たち。こんな景色がザラにある。
多賀城地区緩衝緑地越しにみる煙。一刻も早く消えてくれるのを願う。
写真には撮らなかったが、車体の下におびただしい血痕が残る場所も幾つかあった。
車の持ち主は救出されたようだが、負傷者なのか死者なのか分からない。ただただ生存を祈るのみ。
テレビの画面越しにしか感じれなかった被災というものを、今リアルに感じる。
被災、特に津波は恐ろしい。えぐり取られた地面、街灯にティッシュのように巻きつく車。
自分があの津波にいたら、体が引きちぎられていただろう。怖い。
安否を確認しに行った友人には未だ連絡がつかない人もいる。
避難所にも、家にもいず、電話も繋がらない。
生存を確認しました。
■義援金のお願い■
もしこのブログを非被災地の方が見ていましたら、被災地を助けて下さい。
復旧には長期に渡る時間、労力と多大の金が必要となります。
いまブログを書いているこの瞬間にも余震が来ています。窓の外にはヘリの音も。
自分もこの地宮城で出来る限りのことをします。
※以下別サイトからの転載
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9 はてな募金
10 DMM.com
11 グルーポン募金 ※今なら募金すると半額になるそうです。
12 ニコニコ動画
他にも、ふるさと納税などの手段もあるようです。
どうか、宜しくお願い致します。