なぜそれをするのか?
という疑問は、何かを創る人にとっては、常に問いかける必要があると思います。
それが物であり場であり。
ssmiyagiのコンセプトを考えるときははいつも、「何の役に立つのか」を明確に伝えようとしています。
最近は「社会的コスト削減のために、スポーツは有効では」という仮定を立てて話をすることが多いのですが、これを伝えて相手に通じているのかな?という疑問があります。
昨晩友人と杯を酌み交わしていつものようにあーだこーだしゃべっていたところ、自分の中に収めていた考えの方が共感できると言われました。それは以下のような考えです。
スポーツだけが唯一その手段というわけではないのですが、人はそれぞれ自分の物語を作っていきたいものだと思います。
友と熱く語ったり、何かに情熱を注いだり、好きな人と暮らしたり・・・etc
そういう感じで日常を彩りたいと思っているのが人の常だと思います。僕もしかり。
web製作は、他の製作の世界(アニメや小説、絵画とか)とは違った一面があると思います。
それは、情報のリアルさというか、情報を元に人が明日への一歩を決めることができることです。
つまり物語というのはドラマやマンガのように、自分と切り離された向こう世界にあるのではなく、今自分自身でもっているということです。
例えば検索キーワード「若林区 ラーメン」と調べる人は、「うまいラーメンが食べたい!」という欲求のもと、次の行動をwebに求めています。
そんなように、次のサイトではその人が知らない、だけれどまだ魅力的な世界がこの世の中にはある。
そんなことを伝えれるサイトになれればなーと。
そんでもってその世界と自分(閲覧者)が、決して別世界の人間ではないんだと。
そう実感できるシステムを作りたいと思っています。
少し時間はかかりますが、楽しみに待っててくれると嬉しいです。
次こそは「面白い!」とか「あってよかった!」と感じてくれるようなものを創りたい。