2011.10
05

スポーツ先進国と総合型地域スポーツクラブ


■そもそも先進国とは?
高度な工業化と近代化の発展により、「インフラ」と「生活水準」の高い経済が発展した国家のこと。
つまり、一部の特権階級ではなく国民全体の生活水準が高い国家を指す。

■スポーツ先進国とは?
国民全体がスポーツから利益を享受できる環境を構築できている国家を指すと思う。
つまり「スポーツを楽しみやすい国」がスポーツ先進国と定義。

■世界の中のスポーツ先進国とは?
どうやらドイツらしい。(※スポーツ先進国 ドイツに学べ!/笹川スポーツ財団)
他にもオランダなどもスポーツがし易いそうで、その理由は「総合型地域スポーツクラブ」があるからだ。
ヨーロッパの多くの地域では、住民が自主的にクラブを運営し、老若男女あらゆるレベルでスポーツを楽しんでいる
ちょっとデータが古いが、ドイツは2,500万超の人々が85,000ヶ所に及ぶスポーツクラブに所属している。(※1998年)

■で、日本は?
ちなみに日本は2500ヶ所。国内の総参加人数は出てこなかったが、9割のクラブが1000人以下、300人以下が6割の会員数だという。(※2009年)
知名度も「知らない」が70%、「聞いたことがある」が19%。(※2005年)

■なんで日本は会員数が少ないのか?
・定期的に参加できない
・時間が無い
・身近に施設が無い

などがある。
会員数の低さには、知名度とターゲットの選定の問題もあると思う。
総合型地域スポーツクラブは主に子供と老人をターゲットとしているように見える。
宮城県の総合型地域スポーツクラブをちらほら見たが、どれもそうだった。※参照

また、一番人数が多い世代20~60代が遊びに行ける感じではないのも、知名度の低さに貢献している。
この世代は社会人として活発に交友関係を広げる世代だ。
10代や70代以降は閉じられたコミュニティ(学校や町内会)に生活するため、情報の拡散が期待できない。

■日本で総合型地域スポーツクラブをうまく運営するには?
ヨーロッパでは住民主体で運営しているそう。そのためクラブが
1.安い
2.どこにでもある
3.サービスが多様(フェスティバルや演奏会、旅行など。もはや友達との遊び感覚?)

日本で住民が主体的に運用するには若い世代(20~60代)が遊べるようにしてはどうだろう?
その利益をペイする一つの手段として運営を義務づけてはどうだろう?
いつもの遊び場で、気の合う友人同士だったら「やったるか!」という気持ちになりやすい(と思う)。
ヨーロッパではそこんところを「名誉職」とうまく名づけてモチベーションアップをはかっているそうだ。
→ここのところをもっと知りたい。

そんな総合型地域スポーツクラブが自分の近所(仙台市若林区)には無いのが残念。
近くて青葉区八幡か泉区。
そんでもって参加するには自分が20歳若いか40歳年をとらなくちゃいけない。
ふらっとバスケとかしたい。

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