フリーランスのweb業者について

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このページを見られている方には、「ホームページが欲しい」と検討中の方もいらっしゃるかと思います。
そんな方に向け「フリーランスのweb業者ってどうなの?」といった疑問にお答えします。

フリーランスってなに?

フリーランス = 個人事業主

だいたいこんな認識でOKです。
フリーランスは法人化した人も指すので具体的には違うのですが、フリーの人のほとんどは個人事業主です。

フリーランスってどんな経歴?

フリーランスになる人は、専門学校や高校大学を卒業後にwebやデザインの制作会社等に入り、修行した後フリーランスとして独立される方が多いです。
中には若い時から趣味でwebサイトを作り、技術があったのでノリで独立しちゃいましたって人もいます。

フリーランスってどんなワークスタイル?

基本的にオフィスは自宅かシェアオフィスかコワーキングスペースの人が多いです。
個人の方が多いので、オフィス等の固定費にあまりお金をかけてはいません。

業務内容は単発ごとの契約で行う事が多いです。それだけでなく、週に何日か会社で働いたりする事もあります。
営業時間を定めていないので、好きな時間に働いています。
※フリーランスの方のwebサイトを幾つか見て、営業時間の記載があるのはまれでした。

フリーランスと制作会社の違い

ホームページ制作の流れ

フリーランスと制作会社の違いを説明する前に、ホームページ制作の流れについてお伝えします。

①要件定義

お客様がどんなホームページを欲しいのか?
ホームページを作る目的は何か?
ホームページでどんな経営課題を解決するか?
そんな事をお聞きしながら、制作するホームページの方向性を共有し、まとめます。

②ラフデザイン制作

ページの構成や導線を簡単なデザインを用いて設計します。
この段階で出来上がるものはワイヤーフレームとも呼ばれます。

③素材制作・準備

ホームページに使う写真や文章を用意します。
必要に応じてライティングや撮影を行います。

③デザイン

web上で実際に見られる形をデザインします。
一般的にはイラストレーターやフォトショップを用いて制作されます。

⑤コーディング

作ったデザインをweb上でみられるようにする作業です。
HTMLやCSSといったプログラミング(マークアップ)言語を用いて形にします。

⑥プレビュー・修正

コーディングが終われば、インターネット上でほぼ完成形が見られます。
この段階で公開前の最終チェックを行い、文章チェックなどの不具合があれば修正します。

⑦公開・納品

プレビューがOKであれば、晴れてお客様のホームページが世界中に公開されます。

一般的な製作の流れはこのようになります。

制作会社について

「仙台 ホームページ制作」といったキーワードで検索すると、たくさんのweb制作会社が出てきますね。
制作会社は様々なレベルのスキルを持った人たちがいて、作業内容が幾つかに分かれています。

【ディレクター】企画や進行管理などの作業
【デザイナー】デザインを作成したり、web上で形にするためのコーディング作業
【エンジニア】ネットショップやアニメーションのようなプログラミング作業

大きく分ければこのような感じですが、会社の規模や制作規模によってもっと細かく分かれている場合もあります。

制作会社の品質・料金について

制作会社にはそれぞれの得意分野を持った技術者が在籍しているので、技術力やデザイン力が高い事が多いです。
また、多い人数で大規模かつ多数の案件をこなしているため、多種多様な実績があります。

制作会社では人員を多く抱えているため固定費が多くかかります。
そのためか「高い制作費」でホームページを作り「たくさん稼ぐ」といった費用の流れになっている所が多いです。
過去に制作会社へ何度か発注した際は、100万程度の制作規模が通常でした。

フリーランスについて

制作会社とは違い、1人~少人数で制作を行う事が多いです。
そのため、ディレクション・デザイン・プログラミングを1人で行う事もよくあります。
業務範囲外の出来ないことは、仲間のフリーランスにお願いしたりします。

フリーランスは少人数でやっているため、色んな融通がきくという所が良い所でしょうか。

フリーランスの品質・料金について

フリーランスには、高い技術を持っている人やちゃんとした実績を持った人は沢山います。
ですが、熟練者から駆け出し等いろんなフリーランスがいるため、技術レベルには当たり外れがあります。
技術レベルを知るには、制作実績をちゃんと掲載しているかどうかが1つのポイントです。
尚、制作実績のページにはよく「実績の一部です」と書いてありますが、これは契約上の都合で世の中には公表できない実績があるためです。
※当事務所も大企業、公的機関、大学といった実績もありますが表には出せません…。

フリーランスは固定費が安いため、制作金額は概ね制作会社より低い事が多いです。
ですが、あまり安いのも考えものです。
例えば格安でホームページを作ったとして、それが何の成果も出さなければ意味はありません。
投資したお金が無駄になってしまいます。
ある程度の予算を確保した上で、ホームページで実現したい事(集客や採用等)で自社の利益を拡大し、投資した分のお金を回収するという意識でホームページを発注するのが良いです。

簡単にまとめると

大きく作って大きく育てる→制作会社
小さく作ってコツコツ育てる→フリーランス

という感じです。

※この記事はフリーランスの立場から書かれています。なるべく公平な視点で書いていますが、偏りがあるかもしれません。

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